skrbmdl’s blog

日常生活で感じた事を綴ります。

介護の現場。

施設の庭園に季節ごとに花を植えてくれたり野菜を植えてくれるスタッフがいます。

仕事帰りに手入れをしてくれる(サービス残業)。

施設長を始め他のスタッフは感謝でいっぱいです。

花は利用者さんが散歩に出た時に楽しみ。

野菜はエンドウ豆を収穫、さや剥きは利用者さんの担当で厨房で豆ごはんにして頂き利用者さんの食事に、ジャガイモも収穫は利用者さん厨房でポテトサラダに変身。

キュウリやトマトは見て、収穫して楽しむのは利用者さん、お持ち帰りはスタッフ仲間。

定年後に介護の資格を取って働いていると言う。

その方が先日「誰か草取りを手伝ってくれるといいけど。」と私に話掛けた。

「え~、少し早くに出てきて手伝うの?」

「俺も明日、夜勤明けだからそのままジャガイモの堀残しを綺麗にしていくつもりでいる。」

「ハイハイ、明日出てきて、コスモスが植わっている所の草を取らせて頂きます。」

「もしかして、明日休み?」

「ハイ、そうです。でも利用者さんの窓の下だけでも草取りさせて頂きます。」

「わるいなー。」

 

こんな会話をして次の日、朝7時に施設について草取りを始めた。

花の周りや野菜(キュウリ、西瓜)の苗の周りを7割位採ったら、トイレに行きたくなったし腰も痛くなってきた。出勤してきたスタッフに時間を聞くと

「もうすぐ9時になるよ。」と教えてくれた。

「もう無理。かえるよ。」と自分に言って、帰り支度を始めた。

夜勤のスタッフが仕事をあがるのが9時30分、顔を合わせないで帰ろう。

 

中途半端だったしこの次手伝えるのは何時になるかわからないから。

申し訳無い。

花を植え、野菜の収穫を楽しませてくれるスタッフがいると良いですね。

 

ある日、私が遅番で掃除をしていると、このスタッフが夜勤で就寝介助をしながら眠前薬をある利用者さんの居室に持つていくと鍵がかかっていたらしく

「ばばあのくせにカギなんかかけんたっていいじゃんなー。」と捨て台詞のように言ったのを思い出します。

人には色んな面があって面白いですね。