今夜の夜勤者(世間の呼び方だとおじいちゃん)が私に「その仕事は昼間出来る」と言う。
昼間は利用者さんの見守りトイレコールの対応パソコンへの入力等大忙しで「昼間はそんな時間は取れません」と返事すると「そんなんで良く生きていられるなー」
何を根拠にその言葉が出てくるのか。
別の階のスタッフが「さっきここに来て”何もして無いから夜勤の仕事の準備が全然できない”って愚痴ってたよ」と教えてくれた。
私は遅番の決められた仕事をこなした上で就寝介助がスムーズに出来る様皆さん(介助が必要な方の口腔ケアをしながら残っている方の見守りをしているのに。
認知症を患っている方の見守り(10人近い)はそれぞれパターンが違うのでやり取りが疲れる。
105歳の方(車椅子)。「みんな帰ったよ私も帰る。」
「1人で行けないから待っててね。夜勤の人が連れてってくれる
から。順番だよ」
「そうかね。ここで待ってりゃいいかね。
そう言いながら掃除をしている私を見て
「埃がそんなにあるかや?掃除をして私らをほったらかして。」
認知症とはいえそれは無いよと腹がたったので
「その言い草はないよ私は時間内に掃除を終わらせないといけな
いの、100歳まで待てたんだからもう少し待ってよ。」
とやり返した。その横で足が痛いと言いながら車椅子から立ち上がろうとする方、
居室に連れていったのに又出て来る方、それぞれに対応しながら仕事を進める。
日頃から失禁し汚れた衣類をバケツにつけっ放しで忘れる(洗濯機に掛けるのを)スタッフがいても気がついた人がやれば良いと思う様にしている。
今夜の夜勤者は他のスタッフに期待するからイライラするんだよ。
期待するな。とこの次一緒になったら伝えよう。
自分の(遅番がやる)仕事を15分も早く終わることが出来たので最後まで待たさ
れていた利用者さんと一緒にのんびりとテレビを見て過ごし心の中で
(夜勤がんばれ)「お疲れさまです、帰ります」と挨拶を。