俺が最後の砦
「だって亡くなった人にとって俺が最後の砦。自分で言うのもおかしいけどその人に
ーこれまでの人生、大変だったねーと言えるのは俺しかいない。現場で式典が始まる と、汚いという感覚とか臭いとか一機に消える。孤独死する人は葬式もやらないこと も多い。だから自分だけはーおつかれさまーと言って死者と初めて対話する。神主が
きてお祓いをした。それでこの物件に入ろうかなっと思う人がいる、そんな宗教者と してその役割が社会にあるなら 俺としてはそれでいい。」
この文章は今朝ネットの記事で目に入った神主さんの言葉です。
少子高齢化、核家族化の中で誰にも看取られずに逝く方は少なからずだと、私もその一人になるやも知れない。
今は友達もいて行き来していても死に直面する時は分からない。
ーこれまでの人生、色々あったね大変だったね おつかれさまー
と声かけてくれる人がいると、心安らかに眠れる気がします。