去年行った時は遅かりしで花がおわっていました。
今年は花の咲いてるのを見たいと友人と2人ででかけました。
曇り空だったのが着いた時には晴れて白樺林の遊歩道が気持ち良く。。
可愛い花が見え隠れしていました。
こんな気持ちの良いスズランの群生地だったのですが。
駐車場に着いたとたん「バァン!」という大きな音で何が起きたのかと目が点になり、
車から出て辺りを見回しました。
奥の駐車スペースにご婦人が倒れ「この人がちゃんと見てないから」と傍に立ってる男性の方を見ていました。
(倒れただけでこんな大きな音がする訳ないよな)と思いながら奥に進むと
「救急車を呼んで下さい」と若い女性の方が傍にいた別の男性に指示を出していた。
駐車場はかなり込み合っていたので人だかりが出来始めていた。
怪我をされたのかなともう一度目線を向けると、倒れた女性の向こうに崖から半分落ち掛かっている車が目に入った。
「バァン!」と言う音は車が木にぶつかった時の音だった。
運転席にいた男性が助け出されているところだった。
人は大勢いたので、邪魔にならないようスズランを見に遊歩道に入った。
十分に山の新鮮な空気も吸ったし可愛い花も堪能できたので入り口に向かって歩き始めたとき救急車のサイレンが聞こえた。
駐車場に戻ると担架に乗った女性に救急隊員が「痛いところはどこですか、足延ばせますか?」と声をかけているのが聞こえた。
さっき倒れていたご婦人は椅子に腰かけていたので落ちかけた車の助手席に乗っていた方のようだった。
2代目の救急車が到着し怪我人を搬送するよう救急隊員が準備をしていた。
帰るべく車のエンジンをかけたとき友が
「せっかく休養に来たのに事故にあって怪我をして、ヤダね」と
「そうだね。気を付けて帰ろうね」と。