今日も利用者の方（有料老人ホーム）が食後の投薬を拒否されていた。
服薬介助の必要な方にスプーンに乗せた粉薬を飲んで頂こうと「口を開けてね。」と声かけをした。歯を食いしばって唇を少し開けた、当然口の中には入らず唇に少し付いただけ。「もう一度、大きく開けてね。」の声かけに大きく開けた口で薬を半分以上吹き飛ばしてしまった。もう１人水で練って砂糖を少し混ぜ「甘いよ、なめてね。」の声かけに口に含んだは良いが吐き出してしまった。
そんなに飲みたくないなら医者から薬を貰わないでと言いたい。
実際に言わせてもらったこともあるがそこは痴呆や、認知を患っている方々、検診の日にはころりと忘れて「ココが痛いあそこが痛い。」先生との話はかみ合わない等。
結果 沢山の薬、飲まないと現状を維持できない薬が処方される。
あーぁ。介護の現場は志向錯誤の大変な毎日。
