アブラムシが着くと言われたがさほどの被害も無く順調に大きくなって(店頭で見かける程実入りは良く無いけど)収穫時期を迎え知人の家に届けた。
(自分はそら豆をさほど好きではない)
2回目の収穫を別の知人の家に今日届け、お茶を頂きながらおしゃべりをした。
「先日友達の家に行ったら、家の中がスッキリと片付いていたよ。娘に入らないものは片付けといてねって、それに後20年も30年も生きることも無いだろうからって」
「寂しいけどそうなんだよね。」
「100歳を超えて施設で暮らしている人もいるけど人それぞれだもんね。施設に入所できる程の貯金も無いし年金も頂いて無いし、一日1日怪我をし無いよう気を付け穏やかな日々が過ごせればいいね。」
と。
自分を含めて親との同居は拒みマイホームを建て住宅ローンに追われ貯蓄どころでは無く老後を迎える。老後破産の記事が目に入る。当然起こるべくして今の時代を迎えていると妙に納得出来るものを感じる。
あぁーぁ。ネガティブになっちゃった。
そうだ。開いた口がふさがらない様な出来事を思いだした。
施設の最高齢の方が(車椅子使用)配膳が始まると決まって
「トイレに行きたくなった、誰か連れてって漏れちゃう。」と騒がれる。
トイレでは用足しが住むと不自由な手で紙を取られる。私達が髪を渡すと
「そんなにたくさん取って勿体無い。」と言われる。
先日、私がきっちりミシン目ひとつ(いつもその長さ程)で切ってお渡しした。ところが
「そんなにちっとじゃ手が濡れちゃうじゃん。」と返ってきた。
はぁ~!!言葉を返す気も失せトイレ介助をすませた。