夜、知人の家に寄るため、隣の空き地にバックで駐車しようとした。
がつん!と鈍い音がした振り返ると車が、いつもは何も無いはずなのに。
ガーンと一発殴られた気がした。立て直して駐車、下車して相手の車、自分の車を見ようと思ったが真っ暗で見えない、手で両方の車を触った。へこんでいる様子は無い。
落ち着いて車の主を考えた。知人宅から話声がする、きっとお客さんの車だと判断出来たので声をかけた。
「申し訳ありません。ぶつけたようですので見て頂けますか?」
薄明りの中で良く見えない。
「明朝しっかりと見て知人に連絡をする。」と仰って下さった。
次の朝早々に「このぐらいの傷は自分でも付ける時があるから、気にしなくていいですよ。」と知人からの連絡に、ホット、胸を撫で下ろした。
今日、仕事が休みだったのでディーラーのところに洗車方々相談(傷の修理)に行った。
店長さん曰く「修理する程の傷では無いけど心の傷が大きいね。」と
洗車の後目立たなくしてくれた。「それとは別にホイールに擦り傷があるのを見つけたよ。」「えー!。こすった記憶がない。心の傷が大きく膨らんでしまった。点検の時までに修理するか否か考えます。」
店長さん「この程度だと、修理は勿体無いかも。良く考えてね。」と助言をしてくれた。未熟な私の運転技術を身抜いてかな。
他人や自分が怪我をしなかったことを幸いと。