私が勤務する施設のご利用者様の中で助け合い?が発生している。
落ち込みの激しい方が今、自分はベッドから起き上がることもままなら無いと訴えられて車椅子で移動されているのですが自走出来るのにスタッフに助けを求められる。
スタッフは心得ているので少しの介助はするも「ご自分で頑張ってね。」と声かけをする。そこに徘徊症の方が「どこに行くの。」と声かけ、車椅子を押してあげる。
「ご自分で出来るからそのままでいいですよ。ありがとう。」とスタッフが声かける。
何とかその場は離れるがスタッフが離れたところに居ると。
徘徊症の方がそばを通ると「お願いします。」と声を掛けている。声かけられた方も「どこまで行くの。」と又車椅子を押されて居室の前まで行かれる。
「助け合い」は微笑ましいのですが、自分で出来ることをしなくなって体力が落ちていくのがスタッフやご家族に取って辛い事。
この「助け合い」はスタッフが連携して出来る限り阻止したいものだと合意した。