skrbmdl’s blog

日常生活で感じた事を綴ります。

介護の現場。

今朝は自由気ままなバイト仲間の代わりにシフトに入ったので本業の前に3時間の仕事をこなした。

早朝バイト9時終了。本業(11時から)まで2時間の余裕あり。

15分前に本業に入り何とかいつもと変わらない日常をこなしていた。

もうすぐ終了(20時)だという時、徘徊症認知の方が寝静まった廊下をウロウロ。

居室まで誘導してトイレに誘った。

就寝前にパットやリハビリパンツが汚れて無いか確認をしようといたらパンツに便が付いているのを見つけ着替えて頂こうと声かけをした。

「何をするの!」

「汚れているので着替えて寝よう。」

パンツを下げた状態で居室から出ていこうとされるので

「恥かしいから新しいのに着替えて」とベッドの方に誘導したが体格も私よりひと回り上でなかなか難しい。何とかベッドに座って頂き着替えてもらおうとしたら

今度は「助けてー」と叫ぶ。

無理やり(パワハラになるのだが)便の付いたパンツを脱がした。

その間殴るは蹴りが入る(私の事を)で格闘するも新しいリハビリパンツに足を通して頂いた。

そこからはご自分で着て頂けるので「後は出来ますね。」と居室を出た。

少したって私がフロアの掃除をしていると、またウロウロと出てこられ

「ありがとね。」と言うのが聞こえた。

黙って自分の作業をしていた夜勤者に

「分かってて言ってるのかな?」と聞くと

「覚えて無いよ。わかって無いと思うよ。」と

「そうかな?」

私的には明日は忘れても今の時点ではお礼の言葉とうけ受け止めたい気がした。