skrbmdl’s blog

日常生活で感じた事を綴ります。

介護現場。

昨日は又余計な一言の多い利用者さんのいる階に行くと、おとなしく向いの方とお話をされながら塗り絵をされていた。午後になって時間の余裕が出来たので同僚が皆さんを集めてカルタ取りを始めてくれた。しかし「一言多い」方は参加されず塗り絵を続けられていた。カルタ取りも終わり今度は歌集を配って歌を唄い始めた。最高齢の方(詩吟をやっておられたとかで声もはっきりと良く通る。)も自分の席で参加されていた。その横で塗り絵をしていた「一言多い」さんの口出しが始まった。

「あんた早すぎるよ、皆に合わさなきゃ。」

自分のペースで歌う最高齢の方に何度も言う。楽しく歌ってずれてるのに気づくと修正するから黙ってればいいのに余計な一言が耳障りでならなかった。

 

夕食が終わって口腔ケアの時間に手を焼く利用者「うるさいね」さんがいる。

居室に戻る前に歯磨きをお願いするのですがやって無いのに

「うるさいねぇーさっきやったよ、やったからいいじゃんか。」

「まだのようだからお願いします。」

洗面台に入れ歯を投げつけながら

「さっきやったよ、ほんとにうるさいねぇ。」

「わしの歯だからいいじゃんか。」

と言いながら何とか歯ブラシをしてくれる。

尿取りパットが汚れていても取り換え無いのも悩みの種でそばに行くと尿臭がする、1日一回スタッフが確認するようにしているのだがこれが又ひと騒動です。

自立でトイレは基本1人で行かれるのだが確認の時は後ろからそーとついて行き一緒に入って

「パットが濡れていたら換えてね。」と声を掛けるか掛け無いうちに

「人が入ってるのに勝手に入って来やがって、うるさいね汚れちゃいんよ。」大声で騒ぎだす。「汚れて無いか見せてね。」と声かけしながらパットを触ろうとすると

「いやらしいねー、他人のまたぐらに手を突っ込みやがって、警察を呼ぶぞ。」とまた始まる。トイレから出て、周りの方に大声で言いつける。

スタッフの皆はこの対応の時「いってきまーす。」と気合いを入れる。

昨日は私の対応になった。就寝の為に私の横を通った時、尿臭が鼻についた。

もう寝てる方もいるのに騒がなきゃいいけどと思いながら後ろをそーとついて行き居室のトイレに誘った。

「ズボンも濡れてるようだから変えようか。」

「濡れちゃいんよ。」と少し大きな声で

「トイレに座るかね。」と声かけをすると

「あそこの椅子に座ろうと思ってるだよ。」と

「先にトイレの椅子に座って。」

「汚れちゃいんよ。」と言いながらも座ってくれた。

ぼたぼたに濡れた紙パンツ、ズボンまでぐしょぐしょになっていた。

介助しながら脱いだ貰い新しい紙パンツ、洗濯済みのズボンに換えて頂きひと段落。

「気持ち良くなったね、ありがとね。」と声かけすると

「悪かったね、ありがとね。」とかえってきた。

夜勤の方に「成功したよ、騒がれずに済んだやったね。」と

「汚れたズボン浸けといたので夜の間に洗濯をおねがいします。」と引き継ぎをして

仕事を終わった。