今日は腹の虫が治まり切らない。
今日の夜勤者が鼻持ちならない人だとは思っていたけどついに私の堪忍袋の緒が切れた。
「婆さんが来たよ。」ならまだ許すことが出来るが
「そんな作業を空いてる時間にやれないなんて、生きてる価値は無いな。」とか
それでも我慢した。
今日は就寝介助を手伝った。
足元はおぼつかないがひとりで着替えも出来る方なので居室までお供をして
「ゆっくり動いて下さいね、気を付けてね。」と声かけをして掃除を始めた。
その事を夜勤者に伝えたところ
「俺は着替えが終わってベッドに横になるまで見てるよ、良く置いて来たよな。」
「ちゃんと、声かけしてきたよ。私は転ばれた事ないよ」と言うと
「2分の2の確率で幸い転んだ時に当たらないんだよ。」と言う。
私は気になる時は時間を見計らって時々訪室して見守ることにしているので事故につながらないと思っているのに。
他の居室から何度コールがあっても声かけもし無いスタッフがいる(彼もその一人)
コールしてもほっとかれると余計に不安になってしまうのではと思うので私の場合は
「少し待って下さいね。」と一度声かけをするように気を付けている。
利用者の側に立ってどうしたら心を落ち着かせられるか考えて対応してあげて欲しい。
今夜の夜勤者は時に(痴呆の方が早く寝たいというのに対して)
笑いながら「今夜は田んぼで寝てもらう。」とか「山へ連れてって置いてくる。」とか言う時も多々ある。不安を募らせるだけなのに、冗談が通じる相手じゃないよ。
終業時間になったので、「コールがあったら一度声掛けをしてあげて!お疲れさまです。」とドアを閉めた。