疲れたー。仕事的(介護職)には私より数倍も先輩なのでしょうがうちの施設にすると新人さんを教えながら日々の仕事をこなした。
1人一人様子(要望や介護度)の違う方を一日で教え覚えて頂くのは到底無理な話だと思いながら利用者さんに嫌な思いをさせないよう新人さんに教えるのは骨が折れた。
そのあげく帰る間際(20時少し前)になって、被害妄想の利用者さんが
「ズボンが無くなった、ちゃんと有ったのに私がちょっと部屋から出た後で誰かが盗んで行った。」
「誰も部屋に入って無いし、盗む人なんかい無いよ。」
「だってちゃんと数えたておいたのに無いもの。」
「ズボンは何本だったの?お部屋に行って探して見ようか。」
「4本あったよ。部屋に行っても盗まれたから無いよ。」
「とにかく、一緒に行って探そう。」
引出しを上から順に探し始めて一番下の引出しに5本入っていた。
「ほら有ったよ、5本も出てきたし今はいているのとで6本でしょう。2本余分に有ったじゃないですか。」
「新しいのがまだあったはずだよ。」
押し問答をしても納得するはずもないので、「盗む人なんかい無いし盗んだって履けないし、4本だって言ったのに余分に出てきてもまだあったなんて言って困ったものだね。今日はもう寝て下さい。」
強引に1人残して部屋を後にした。
私が帰った後は夜勤者に任せて。毎日同じ事の繰り返し、自宅介護の大変さが身に染みます。