skrbmdl’s blog

日常生活で感じた事を綴ります。

介護の現場。

昼休憩で一緒になった同僚が、ぼそっと

「少し早めに行って謝って来ます。」と言う

何のことだか理解出来ずにキョトンとなった。その様子が同僚に伝わったのか

「先日の夜勤の時に利用者さんとケンカをして怒らせてしまった。一応謝って対応しようとしたけど断られてしまった。」

「そんなことがあったんだ。」

(その利用者さんは認知では無く脳梗塞で右手足が麻痺して介護必要の為入所されている)

「もう一度謝って来ます。」

「そうだね。夜勤の時は20数人を1人で対応だから大変だけど一度に何人かにコールで呼ばれたら直ぐに対応が必要な人以外は、”少し待ちください。”とだけでも声を掛けて置くといいよ。」と私の意見を言った。

終業時間が来て帰る支度をしていると

「やっぱりダメでした。そっぽ向かれて返事もして頂け無かったです。」

「そう、困ったね。」

「リーダーに相談して見ます。」

「そうだね、何とかなるよ。」と別れた。

そう言えば先日わがままな利用者さんが自分の都合の良い時間に「血圧を測って下さいね。」と要求する(スタッフの間では我儘で通っている)ので「はい。」と答えて測りながらお向に座っている利用者さんに話しかけながら(私てきにはわざと)測定器を見ると結構高めの数値がでた。

「もう一度測りましょうか。」と声掛けすると

「もういいわ。イライラしてるからダメ。」と言う。

今日も「後で測って。」と仰るので

「お医者さんが朝測るのがいいと言ってましたよ。」

「私は朝測るのはダメなの。人は色々違うから私は何十年とやって来たから解るの。」とプイとされて向こうに行かれた。

それなのに私の終業時間近くにそばにおいでて

「今日はありがとね。」と言う

「こちらこそありがとうございました。」と声掛けした。

やっぱり「言葉ひとつでお互い嫌な思いをし無くて済む」のにを実感した。